未来のデバイスと話題のホームシステム「Amazon Echo」と人工知能「アレクサ」がスゴイ!しかし問題も

アメリカで販売が開始されたAmazonの人工知能搭載ホームシステム「Amazon Echo」。未来感がハンパない、ハイテクデバイスです。

まず基本的な機能として、Amazonへの注文が音声で可能。「あ、醤油無くなりそう」と思った時に「アレクサ(Amazon Echoの愛称)、醤油を買いたい」みたいに声で伝えれば、商品の情報を音声で教えてくれます。

お馴染みのApple iPhoneに搭載されている人工知能アシスタント「siri」が、マイクとスピーカーを搭載してホームシステムになった感じでしょうか。Amazonのビジネスモデルとの親和性も高いので、いずれ世界的な大ヒット商品になりそう。

というか、Appleもsiriを搭載した似たようなデバイスを作ればいいのに。Googleは「Google Home」という似た感じのデバイスをアメリカで発売中です。

詳しい機能は動画を見てもらえれば、(英語ですが)何となくお分かりになるかと思います。もう完全にSF映画の世界。

声で指示するだけで、Bluetoothスピーカーのように音楽を再生したり、スケジュール管理や天気予報など、まるで家族の一員のように便利な機能を提供してくれます。何と頼めば小粋なジョークの一つも話してくれる優秀さ。こういう音声対話型のAIって色んなSF映画に出てきますよね。

ただ製品としての細やかな完成度とか、テレビの音声を間違って実行したりとか、まだまだ改善の余地があるようです。

つい先日、殺人事件の状況をAmazon Echoが偶然録音していたんですが、そのデータを憲法を盾にAmazonが当局に提出するのを拒んで問題になっているそうです。確かに音声を常にAmazonのサーバーに送信しているというのはAmazonに盗聴されているのと同じことで、そのデータが(政府の監視なども含め)悪用されるのを防ぐのは大事なことだったりします。

通信やデータは暗号化されているとは思いますが、万が一日常の音声データがハッキングによって流出したりしたら、また問題が出て来る気がします。Amazon Echo自体が直接ハックされるなんて可能性もありますし、アレクサが収集したビッグデータの使われ方も心配。

日本だったりアメリカ以外の国の場合、法律の問題で「盗聴器」に該当してしまう可能性や、Amazonの方針がどうであれその国の法的な命令で情報を開示しないといけない可能性など、全世界に普及させるためには問題も多そうです。

何にせよ、世界を一変させる未来のデバイスであるのは確かです。

AIが生活に根ざしたり身近になって来て、それこそSF映画みたいな「AIに人類が支配される」なんて妄想をしました。アレクサに色々指示されるうちに洗脳されていた……なんて感じで。そんなお話が「世にも奇妙な物語」にあった気がします。

日本なら、ちょっとおバカなマイクロソフトのAI「りんな」くらいが丁度いいのかも。全然話が通じないけど何か楽しい、みたいな。