某作家志望サイトより

プロローグ ~数~

僕は早計算(はやみかける)。ちょっと数学が好きな普通の高校生だ。

ある休日の日、僕はベットで他愛ない妄想をしていたんだ。

それは突然、唐突にやってきた。

(あなたの力が必要です。私たちの世界を救ってください。)

強い閃光とともに僕は異世界へ飛ばされた

第一章 ~見~

「・・・?何処だここは・・・?」

辺りを見渡すと草原が広がっていた。

「とりあえず情報収集だ。自分に置かれた状況を整理しなくては。」

少し歩くと村を発見した。

第二章 ~始~

算は不穏な空気を感じながら村へと足を踏み入れた。

「どうして悪い予感は当たっちゃうのかなフフッ」

算は軽く哂った。

見るからに凶暴な中年が村の子供を大声で怒鳴りつけている。

「おいゴラ!さっさと年貢納めやがれぃ!」

「すみません・・・今年は不況続きなもんで・・・」

「知ったことかゴラ!じゃあ数力で勝負するかあ!?」

「ひっ!・・・我々に勝ち目はありません。どうかお助けを・・・」

「あっ!旅のお方・・・どうか我々を救って下さい・・・!」

(俺のことか・・・?)

周りを見渡すがそれらしき人物はいない・・・。

「いいよ。ところで数術とはなんだい?」

「はい。この世界での決闘です。ルールは最終的に相手より大きい数を言った方の勝ちです。」

「ふむ、僕も数字には少し詳しいんでね。ぜひ挑戦させてもらうよ。」

「んだゴラ?誰だか知らねーが俺様南波(なんば)に敵うやつはいねえよ。」

「フッやってみるかい?」

勝負は始まった。

第三章 ~力~

「じゃあ俺様から始めるぜ!まずは手始め・・・一からだ!」

「十・・・」

「いきなり大勝負に出たな・・・少年よ。ならばこちらも百!」

「千・・・」

「一万っ!」

「十万・・・」

「百万っ!」

「一千万・・・」

「一万万っ!」

「フフッ・・・そんな数字は無いんだよ南波さん」

「なんだって・・・?」

周りがどよめき始めた。

「南波さんが押されてるぞおい・・・」

当の南波は苦しい表情だ。

「僕の勝ちってことでいいかな?」

「待て!」

謎の声が遠くから響く。

「南波さん!最新の研究で億という単位が発見されました!」

(どうやら援軍のようだ・・・)

「ふっふっふ俺様相手に小僧よくやった。しかしそれもここまで一転攻勢だ。」

「トドメとするかな・・・一千億だっ!・・・」

「・・・」

算はすでに描いていた。この勝負の決着を。

「どうしたぁ!先に言っておくが一千万億なんてないんだからなあ!」

「無限大数」ボソッ

「え・・・?」

「おい待てよ!無限大数って何だよ!」

「限りなく大きな数のことさ・・・この世で二番目に大きい数字さ・・・」

「一番はなんだ・・・!?」

「僕の可能性・・・かな。」

勝負は幕を閉じた。 ~終~

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GuyG

Highschoolstudent

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