[Alexandros] 「EXIST!」アルバムレビュー

日本のロックバンド[Alexandros] の6枚目のアルバム「EXIST!」。

1曲目「ムーンソング」は四つ打ちのリズムで始まり、裏声を多用したサビで澄んだ色を感じさせるリード曲。キャッチーに仕上がっている。途中に挟まれる早口の英語で[Alexandros] っぽさを醸し出している。

2曲目「Kaiju」は機械的な音色のドラムに、琴みたいな音のギター(?)アレンジが聴けるミドルテンポの楽曲、Aメロではラップのようなポエトリーリーディングのような英語の語りが聞ける。サビはうっすらmaroon5を感じさせるメロ、全編英語のため洋楽のようだ。

3曲目「Girl A」はロックに攻めつつサビでキャッチーなメロに切り変わる、1曲で二度美味しい楽曲。

4曲目「Claw」は急かされるリズムで進む攻撃的な楽曲。しかしプロダクションのせいかアグレッションはあまり無い。

5曲目「O2」 バンドサウンドは身を潜め、ピアノとシンセの音で進む、裏声を多用し、ヒーリングミュージックか!?と錯覚してしまうような雰囲気を持ったバラード。

6曲目「Feel like」は軽快でポップな何の変哲もない楽曲。洋楽っぽい。

7曲目「Aoyama」はこちらも軽快なポップソング、裏声を混ぜた歌い方がイギリスのシンガーMIKAを彷彿とさせる。

8曲目「Nawe,Nawe」はストリングスの入った映画音楽風なイントロにバンドサウンドで幕を開け、喉を開いたオペラ風の低音歌唱に驚く、がサビでは一転ミックスボイスというかヘッドボイス並に高い音域まで跳ね上がる、歌唱難易度の高そうな曲。映画音楽のような壮大なアレンジでお気に入りの曲。

9曲目「Buzz Off!」はチャカチャカしたギターで軽快に進むロックソング。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTっぽさもある、が本家ほどのキレのある演奏ではない。途中リズムが落ち、演説のようなセリフが聴ける。

10曲目「クソッタレな貴様らへ」は攻撃的なタイトルでメッセージを込めてるのだろうが、そのほとんどを英語で歌っているため歌詞の内容はわからない。

11曲目「Swan」エレクトロニカ風のイントロにオートチューンをかけたボーカルで始まりこのまま進むと思いきや、バンドサウンドが入り盛り上がる。ギターの音作りが今作の中で一番良い。メロもポップ過ぎずフックがありお気に入り。

12曲目「i want u to love me」はエレクトロニカとバンドサウンドを混ぜた疾走感のある楽曲。

13曲目「今まで君が泣いた分取り戻そう」は特に特筆するべきところはない、普通のミドルバラード。

ラストソングの「NEW WALL」は明るく壮大なサウンドでラストにぴったりの楽曲。

全体を通してかなりポップで、ロックバンドという感じはしない。攻撃的な要素を持った楽曲もあるが、アグレッションはほとんどないため、正直いらない。
「Swan」が一番ロックとポップの混ぜ方の塩梅が心地よく音作りも気に入った。この路線で行けばいいと思う。

The following two tabs change content below.
でかい犬
メタルが好きなんだよー
でかい犬

最新記事 by でかい犬 (全て見る)




    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で
    ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin