カテゴリー

【フィリピン カラオケ体験談その2】お母さんはガンで死にそうだし、学費が足りなくて妹たちが学校を辞める?!え、全部ウソ!??カラオケの女の子には気をつけろ!

1.Kちゃんとの出会い

前回の記事

1.フィリピンの昼の顔と夜の顔 以前お付き合いしていた女性がフィリピン留学していたこともあり、 フィリピンという土…

前回登場したMちゃんと、ある事件が発生して、恋愛関係が終わった翌日。
(といっても、フィリピン滞在中Mちゃんとの関係は切れずにその後もセフレのような関係になるのだが、それは別の機会に。)
傷心の私は仕事から帰るやいなや家の近くにあるカラオケに向かった。
女の子が40人ほどずらっと並び、一番好みのスラッとした女の子を選ぶ。
名前はKちゃん。
私は彼女が作りたくて仕方ないのですぐに口説いた。
だが、「あなたのことまだよく知らないから」と当然断られた。
めげずに翌日も同じカラオケに行って口説き、その週の土曜日に同伴する約束をこぎつけた。
そして迎えた土曜日。約束通りデートをし、Kちゃんがいう「彼氏」となった。

2.ウェイティング同伴という恐ろしい搾取システム

フィリピンのカラオケの女の子は基本的に休みがない。
日本でいうところの超ブラック企業だ。
休んだ場合は日給の倍程度をペナルティとして取られる。
遅刻も当然ペナルティが課される。
さて、Kちゃんと彼氏彼女の関係になった私は平日も会社が終わるとKちゃんと同伴して、ご飯を食べたり一緒に家で過ごしたりしてからカラオケに行くというのが日課になっていた。
この同伴をすると、女の子は通常より1−2時間程度遅く出勤できる上にポイントになり給料が増える。
(さらには男に美味しい飯を奢ってもらえて至れりつくせりだ)
遅刻もできないし休みも取れないとなると、カラオケの女の子と一緒の時間を過ごそうと思うと金を払って同伴するしかない。
これだけでもよくできたシステムだと思うのだが、
さらにえげつないウェイティング同伴(waiting同伴)というものが存在する。
ウェイティング同伴とは「女の子と実際は同伴してないけど同伴したということで追加料金を払う」というものだ。
は?誰が払うんだ?と思うだろう。
それが払ってしまうのだ。かくいう私もガンガン払っていた。
女の子と仲良くなるとその店のペナルティがいくらなのか、ポイントのシステムがどうなっているのか全部わかる。
このウェイティング同伴にすれば、遅刻のペナルティがなくなる上に同伴のポイントが女の子に入るのだ。
女の子の懐事情は厳しい。なにせカラオケの女の子は一家の大黒柱なのだ。
両親は働いていないし、兄弟の学費も稼がなくてはならない。
ひとりで遠くの都会マニラまで来て狭いタコ部屋で同じ境遇の女の子と働き、せっせと田舎の家族にお金を送っているのだ。
そんな事情を聴いてしまうと、甘いおじちゃんはついつい払ってしまうのだ。

3.マジックワード「私、問題がある(I have problem.)」

ある日、Kちゃんから突然LINEで泣いているスタンプが送られてくる。
そして一言、「私、問題がある(I have problem.)」
自分が彼氏だと思ってる私は当然「どうしたの?」と聞き返す。
するとKちゃんは「お金ない」
そしてさらに会話を進めると、お母さんがガンで診察と薬にお金が必要だという。
「いくら必要なの?」と聞くと「◯ペソ(1ペソ=約2円)」
私はわかったとお金を渡した。
また数日経つとKちゃんからLINE。
(※フィリピン人はなぜか問題ある時はいつも直接ではなく、携帯なのだ。私がその時雇っていた車の運転手もお金を貸してくれという話をしてくるときはいつも携帯のメッセージだった。)
「私、問題がある」
またか、と思いながらも理由を聞くと妹の学費を明日までに振り込まなくてはならずお金が必要だという。
もっと早くに言えと怒ったものの、学校が通えなくなるのは可愛そうだと思いお金を渡した。
その後もお母さんの検診や薬、妹の学費の話が出て合計でかなりの金額を取られた。
それでも私はKちゃんの家を支えられれば、とあまり気に留めなかった。


4.堪忍袋の緒がプッツン切れたクリスマス

12月になりクリスマス、新年が近づいて来た。
日本人の私は年末年始くらいは親に顔を見せようと思い、日本行きのチケットをとった。
出発の前日、Kちゃんがまたお母さんのガンの治療にお金がいると言ってきた。
またか、と思いながらも、しばらくフィリピンから離れるのでいつも通りお金を渡した。
そして私は日本でゆっくり年末年始を過ごし、フィリピンに戻ってきた。
Kちゃんから早速LINE「お金が必要だ」
私は、クリスマス前にお金渡したでしょ?と返信
すると「全部、家族とのクリスマスパーティと新年のお祝いにつかったから、お母さんの治療代がなくなった」と返ってきた。
ここでさすがに、私の堪忍袋の緒はプッツン切れた。
「お母さんの命がかかってるからお金をあげたのに、パーティに使った!?命よりパーティの方が大事なのか??!!!無計画なのも大概にしろ!!!!」
すると「ごめんなさい、家族が幸せになればと思ったの。家族と一緒に過ごすのは、家族のためにお金をつかうのは悪いことなのね。」

こいつは人の感情を逆なでるプロか?
どれだけ人を馬鹿にすれば気が済むんだ???
いつ俺が家族のためにお金をつかうことが悪いと言った??
命が危ないと言いながら、クリスマスパーティでお金つかったので治療できません???
俺が次お金あげなくて病状悪化したら俺のせいか???

イライラが止まらず、「お前の考えは一生理解できない。一緒に生きていける気がしない」
と返信して別れた。

5.Kちゃんの家族事情は全部ウソだったのか?

私と別れた後もKちゃんはうまいこと別のカモを見つけてお金を工面していたらしい。
Kちゃんの家族事情が本当だったのかウソだったのか、家族とも会わずに関係が終わったので真相はわからない。
カラオケには実際にウソをついて男からお小遣いをもらっている女の子もいるし、
本当に家族が困っていてひとり一生懸命働いている子もいる。
ただ、今回の件で私にとって家族事情が本当だったかウソだったかは重要ではなかった。
母親の治療が、と言いながら平然とクリスマスや新年にお金を全部使ってしまうその精神、そう言える精神に愕然とした。
こうして新たな心の傷を負った私は、別れた当日に新たな彼女を作りに性懲りも無く夜の街に繰り出すのであった。(次の彼女Jちゃん編につづく)





    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    コメント

    1. 南元 暁 南元 暁 より:

      自分とは違う世界の話なのでめっちゃ面白く感じますね……

      • KAKERU KAKERU より:

        飲み屋でいくらつかったのかは計算したくないです、、せめて笑ってもらえれば、、!