かなでももこ インタヴュー

「かなでももこROCK PROJECT」ゲームアプリ『NOeSIS』シリーズで培った想いは、『Lush*energy』へ結実。かなでももこ、待望の1stフルアルバムを発売!!

今年の12月11日にデビュー4周年を迎える、シンガーのかなでももこ。「革命機ヴァルヴレイヴ」の4thエンディングテーマ『赤いメモリーズをあなたに』を歌い、デビューを飾ったのが約4年前。最近では、ゲームアプリ『NOeSIS』とタッグを組み、『NOeSIS』シリーズ3部作『NOeSIS~嘘を吐いた記憶の物語』『NOeSIS~羽化~』『NOeSIS〜歌う影の戯曲〜』の主題歌『OSeINS』『Damask Rose』『Downfall flowers』を筆頭に、作品のテーマ曲を幾つも担当。アニメソング/ゲームソングを歌うシンガーとしての道をしっかり確立している。
かなでももこは、2年前に5ヶ月連続配信企画として、様々なロックアーティストと楽曲コラボレートを行った「かなでももこROCK PROJECT」も実施。抑揚を持ちながらも力強く突き抜けてゆく歌唱スタイルを進化させたのも、この時期の経験が糧になっていた。
「かなでももこROCK PROJECT」『NOeSIS』シリーズを通し、かなでももこは錚々たるメンバーらと楽曲コラボレートを実施。作曲面では、YOU(GACKT JOB)/摩天楼オペラの苑&彩雨/俊龍/永田雅規(Team 仮面女子)/佐々木久夫(SeanNorth)/折倉俊則(STRIKERS)らと。編曲面に於いてもtatsuo/河合英嗣/Yu-pan.など、数多くのアニソン/アーティストの楽曲を手がけている猛者らの手を借り自身を高め続けてきた。ライブ面では、ヴィジュアル系バンドとして活動していた元A(エース)のメンバーたちが前面バックアップ。リーダーのRookie.Fは、10月18日(水)に発売する1stフルアルバム『Lush*energy』へ楽曲も提供している。

アニメイト/ゲーマーズ各店舗で発売。かなでももこの1stフルアルバム『Lush*energy』は、配信でリリースしていた「かなでももこROCK PROJECT」『NOeSIS』シリーズで歌った曲たちを中心に構成。そこへ新曲も加え、全14曲とボリュームあふれる内容の作品として完成させた。彼女は、アルバムを作るうえで、こんな想いを語ってくれた。

1stミニアルバムの『KANADE』では、収録した7曲を6人のプロデューサーの方に、楽曲を彩っていただきました。そこからの3年間の日々を通した経験の中での成長を、1stフルアルバム『Lush*energy』へ詰め込めたらいいなぁと思いながら制作へ向かいました。

――ついに1stフルアルバム『Lush*energy』(ラッシュエナジー)が、完成。この作品は…。
かなで:これまで積み重ねた「かなでももこROCKPROJECT」、ゲーム作品『NOeSIS』シリーズで歌い紡いできた曲たちを中心に構築しています。それぞれの曲たちを歌っているときは「アルバムを見据えて」ではなく、「目の前の楽曲に向け」全力投球していたのを覚えています。当時は、配信としてリリースしていましたが、「何時かアルバムとしてパッケージしたいな」という気持ちも心の中には抱いてました。
――収録したどの楽曲も、ロック色を前面に押し出す形になりましたね。
かなで:ロックな楽曲は前から好きだったので、そういう曲たちが増えていくのはすごく嬉しいことでした。「かなでももこROCKPROJECT」の楽曲はもちろん、ゲーム『NOeSIS』シリーズで歌った曲調も作品に寄り添うためにロック色が濃かったことから、アルバム全体をロックな色で統一出来たのも歩んできた流れの成果だと思います。
――かなでさんの中には、「こういうアルバムにしたい」という構想はあったのでしょうか?
かなで:私、今年の12月11日にデビュー4周年を迎えるんですけど。その4周年に相応しい、集大成のようなアルバムにしたいなと思ってました。
 正確に言うなら、デビューから4年間というよりは、1stミニアルバム『KANADE』を発売して以降の約3年間の日々という形にはなるんですけど。1stミニアルバムの『KANADE』のときは、収録した6人のプロデューサー(俊龍/霜月はるか/YOFFY(サイキックラバー)/摩天楼オペラ/米倉千尋/宮下浩司)の方に、当時のかなでももこを7色の楽曲で彩っていただきました。そこからの3年間の日々を通した経験の中での成長を、1stフルアルバム『Lush*energy』へ詰め込めたらいいなぁと思いながら制作へ向かいました。

その時代に生きてく中で抱く葛藤やジレンマ。でもやるしかないという気持ちを、私なりに想像を巡らせ書きました。

――かなでさんは、ゲームアプリ『NOeSIS』シリーズでも毎回テーマ曲を歌っています。その中で披露した『OSeINS』『Damask Rose』『巡想架』では作詞を担当。作品に寄り添いながら作詞をする機会も増えましたね。
かなで:『NOeSIS』に描かれた物語がすごく魅力的で面白いのはもちろん、いろんな視点で作詞への興味を掻き立てられる作品ですからね。最新作『NOeSIS 歌う影の戯曲』も含め、私自身このシリーズの中、いろんな角度から作詞へ挑戦してきました。
――かなでさんは、「嘘を吐いた記憶の物語」「羽化」「歌う影の戯曲」とゲームアプリ『NOeSIS』シリーズすべてへ参加。それぞれの作品に関わることで、より深く『NOeSIS』シリーズへ感情移入していって、歌詞としても描きやすくなった面もありました?
かなで: シリーズを通して歌ったことで良かった面としては、『OSeINS』の作詞をした「嘘を吐いた記憶の物語」の頃にはまだ知らなかったキャラクターの本性を含め、いろいろと謎だったことが「羽化」で見えたことで、それを『Damask Rose』の歌詞へ反映。ゲームの進展に合わせ、私自身の表現にもその影響が反映され続けた面がいろいろあったことでした。
「嘘を吐いた記憶の物語」と「羽化」では、現代の学校を舞台にした物語やキャラクターたちが描かれていたのですが、最新作「歌う影の戯曲」では過去と現在を行き来する展開が繰り広げられるように、そこは過去のシリーズにはない新しい要素でした。『Downfall flowers』では、物語の大半をシメてゆく1945年を舞台に歌詞を書いています。
――題材のある楽曲の作詞をする場合、そこへどのように自分の感情を投影してゆくのか、そこも気になるところです。
かなで:今回の『Downfall flowers』で語るなら、物語には、1945年にはまだ現実として起きていた戦争という当時の時代背景が描き出されています。もちろん私自身生まれていたわけではないように、その時代のことは想像でしか書けません。『Downfall flowers』には、あの時代の中で生きていた瑞光が、どんな気持ちで戦地へ赴いたのか、どういう葛藤を心に抱いてたのかなど、その時代の中だからこそ抱く葛藤やジレンマ、でもやるしかないという気持ちを、私なりに想像を巡らせ書いています。
戦争という体験は、私たちは知りません。でも、テレビのニュースを観ればミサイルの問題など、戦争という存在を肌身に感じざるを得ない環境もあります。そんな今の時代の中で感じる想いも重ねつつ、「瑞光はこうだったけど、私の先祖はどうだったんだろう?」と想像を巡らせたり。そうやって私の想像を軸に視点を膨らませ書きました。

全体的にガーッと追い詰めると言いますか、息付く間もなく、気がついたら聴き終えてるという印象です。

――かなでさんの場合、タイトルにアナグラムを用いることもありますよね。
かなで:一番最初は、『NOeSIS』のテーマ曲のタイトルを『OSeINS』にしたときでした。作詞に関しては、メロディの上にたくさんの言葉を綴れるから、想いや伝えたいことを1曲にまとめあげられるんですけど。タイトルは、どう簡潔に表現するか。とくに『NOeSIS』のテーマ曲のタイトルは、私の中で『NOeSIS』しかなかったんですね。だけど、そのまま付けてしまってはつまらないと思い、それで言葉を並べ変えるようにアナグラムな手法を用いたのが始まりでした。
――冒頭を飾ったのが、新曲の『DAYBREAKER』。ここへは、今のかなでさん自身の想いを歌詞に投影していません?
かなで:『DAYBREAKER』は、かなでのライブをつねにサポートしてくださるRookie.Fさんに作曲をしていただいたんですけど。楽曲から沸き上がる疾走感を持ったエネルギーや、サビでパーンと開けてゆくメロディ。加えて、Rookie.Fさんたちのサポートにより沢山のステージに立たせていただきながら感じてきた想いをそれぞれにすり合わせ、そこから言葉を見つけた形でした。
――アルバム『Lush*energy』の曲順が出来上がったとき、どんな風に感じました?
かなで:忙しいという印象です(笑)。収録した中でゆったりめの楽曲といえば、中盤に流れる『光と闇のドッペル』だったり、終盤にまとめた『ANTiNOMY』『胎動』辺りになるんですけど。どの曲もロックしているよう全体的にガーッと追い詰めると言いますか、息つく間もなく、気がついたら聴き終えてる印象でした。                          
あのときもオリジナルとはぜんぜん曲の雰囲気を変えて演奏したこともあって、たくさんの反響をいただき嬉しかったことを覚えています。

――デビューから約4年間の日々を通して得た成長の一つに、かなでさん自身によるアコースティックギターでの弾き語り演奏という姿もあります。
かなで:弾き語りに挑戦したのも、私自身がライブの中で出来る表現を増やしたいなと思ったことからでした。これまで何度かライブで披露してきましたが、本当にしっかり出来たのか出来てないのかの判断は、正直、今でも自分では図り兼ねています。
ただ、ライブで弾き語り演奏を披露するたびに、みんなもすごく集中して聞いてくれたので、その心地好い緊張感が伝わってきたのは私自身も感じてきたこと。しかも、アコギでの演奏を聞いて「この曲が余計に好きになりました」と言ってもらえると本当に嬉しくなります。今年のバースデーワンマンライブのときにも、『巡想架』を3人のアコースティックスタイルで演奏したんですけど。あのときもオリジナルとはぜんぜん曲の雰囲気を変えて披露したこともあって、たくさんの反響をいただき嬉しかったことを覚えています。
――ライブも、トラックを使ったスタイルから始まり、バンドスタイル、アコースティック編成と、いろんな形を通して表現を重ねてきました。
かなで:一つの楽曲を届けるうえでもいろんな可能性の広げていければ、それを届けたい気持ちがあることからいろいろ試したくなるんです。ワンマン公演に関しては、バンド演奏を軸に表現していきたい気持ちを持っていますが、楽曲によってはトラックのほうが生きる場合もあるよう、その辺は臨機応変いろいなスタイルで今後も楽しみながら表現していこうと思っています。
――ライブに於けるミュージシャンも、元A(エース)のメンバーを中心にレギュラー化。まさに、バンドという一体感も生まれているんじゃないですか?
かなで:最初の頃こそ「サポートありがとうございます」という感覚だったのが、今じゃしっかりチームワークが出来ていますからね。

福岡や札幌など初めて足を運ぶ場所に関しては、デビュー曲の『赤いメモリーズをあなたに』を歌おうかな!?とも思っています。

──アルバム『Lush*energy』の発売後、地方も含む全国キャンペーンがスタートします。
かなで:今回は初めて足を運ぶ場所もあるので、とても楽しみにしています。イベントでは何曲か歌いますが、何を歌おうか悩んでる途中です。もちろん、アルバム『Lush*energy』を手にしてのインストアイベントだから『Lush*energy』に収録した曲は歌いますが、福岡や札幌など初めて足を運ぶ場所に関しては、デビュー曲の『赤いメモリーズをあなたに』を歌おうかな!?とも思ったり、そこをどうするは楽しみにしていてください。
今回はサイン会や握手会など盛りだくさんのイベントになるように、直接会いに来てくれたら嬉しいです。私も直に触れ合うことが活力になりますし。そのイベントを通して得たエナジーを、12月9日に行うバンド編成によるワンマンライブへぶつけたいなと思っています。ぜひ、お会いしましょう!!

TEXT:長澤智典

かなでももこ Web
http://kanademomoko.com/
かなでももこ twitter
https://twitter.com/momoko_kanade
NOeSIS公式HP
http://noe-sis.jp/

★CD情報★

「Lush*energy」(ラッシュエナジー)
2017年10月18日(水)発売 
かなでももこ1stフルアルバム
1 Introduction of Daybreak
2 DAYBREAKER
3 福音-GOSPEL-
4 Good Morning Dictator
5 流れ月
6 巡想架
7 光と闇のドッペル
8 Downfall flowers
9 ANTiNOMY
10 胎動
11 Sing in the Dark
12 Damask Rose
13 OSeINS

¥3,200.-(税込)
初回プレス限定特典あり 本人によるアルバムコメンタリーCD
©KING RECORDS・MASHUP ENTERTAINMENT
アニメイト・ゲーマーズ独占販売

★LIVE情報★

●ワンマン公演

4th Anniversary Live 「Lush*energy」
日時:12月9日(土) 17:00 開場  18:00 開演
会場:SHIBUYA REX
チケット:¥4,000.ドリンク代別途
出演:かなでももこ
 
Guitar:Mucho Gracias
Violin&Keyboard:Rookie Fiddler
Bass:Toshi
Drums:Hiroshi Ishikawa

●イベント出演

「LIVE A.N.D Vol.2」
日時:10月7日(土) 17:30 開演 16:30 開場
会場:立川BABEL
チケット:¥4,000. ドリンク代別
出演:かなでももこ/Dorothy Little Happy

ゲストギタリスト 小原莉子
サポートメンバー 
Guitar:Mucho Gracias
Violin&Keyboard:Rookie Fiddler
Bass:Toshi
Drums:Hiroshi Ishikawa

★インストア公演情報★

■ゲーマーズ

内容:
トーク&ライブ(入場フリー)+サイン会・握手会(要参加券)

2017年10月22日(日) 17:00開場 17:30開演
AKIHABARAゲーマーズ本店6F「イベントスペース」
 参加券配布場所:AKIHABARAゲーマーズ本店・池袋店・新宿店・横浜店

■アニメイト

内容:
渋谷→サイン会・握手会(要参加券)
その他会場→トーク&ライブ(入場フリー)+サイン会・握手会(要参加券)

2017年10月28日(土) 13:30開場 14:00開演
アニメイトイオンモール筑紫野イオンホール
 参加券配布場所:福岡天神店・小倉店・イオンモール筑紫野店

2017年11月 4日(土) 13:30開場 14:00開演
<名古屋>第3太閤ビル
 参加券配布場所:名古屋店

2017年11月11日(土) 13:30開場 14:00開演
アニメイト大阪日本橋5F イベントホール
 参加券配布場所:大阪日本橋店・天王寺店・梅田店・三宮店

2017年11月19日(日) 13:30開場 14:00開演
アニメイト渋谷
 参加券配布場所:渋谷店

2017年11月25日(土) 13:30開場 14:00開演
アニメイト札幌5F animate hall SAPPORO
 参加券配布場所:札幌店・新千歳空港店

2017年12月 3日(日) 13:30開場 14:00開演
アニメイト横浜
 参加券配布場所:池袋本店・秋葉原店・横浜店・新宿店




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