100円!中古ビデオテープレビュー「ブルーシェイド 殺意の幻影」

1895年、仏リュミエール兄弟がシネマトグラフを発明してから90余年。
ビデオレコーダーの普及によって映画はより身近なものとなりました。
21世紀に入るとDVDレコーダーの登場により需要は低下しましたが、
そんな中で、未だDVD化されずに忘れ去られようとしているビデオテープたちがあります。
このコラムでは私が近所のビデオ屋で100円で買ったビデオテープを紹介しようと思います。

ブルーシェイド 殺意の幻影(DEAD LINE) 1989年 英 105分

監督・脚本 アンダース・パーム(Anders Palm)
製作    ジェームズ・エワート(James Ewart)
撮影    ジョン・デ・ボーマン(John de Borman)
音楽    チャーリー・モール(Charlie Mole)
       リチャード・ダービーシェア(Richard Derbyshire)
キャスト  エマ・ジェイコブス(Emma Jacobs)
       ピーター・ブレイク(Peter Blake)

あらすじ
新聞記者のスーザンの下に送られてきた一本のカセットテープ。
送り主は真犯人と名乗り、一家連続殺人によって終身刑となったジョナサン・バートの無罪を告発した。
公判中にも度々記憶の飛ぶほど重度の健忘症のジョナサンは真犯人に利用され、犯人に仕立て上げられたのだ。
スーザンはジョナサンの弁護士と手を組み、次々送られてくる冤罪の証拠を元に捜査を進める。
やがて浮かび上がってきた男は、かつてジョナサンと精神病棟を共にした怪しい宗教団体の教祖、ジョルダッシュだった。
ジョルダッシュに操られるように捜査を進めるスーザンの運命、そして犯人の目的とは・・・

知る人ぞ知る名作、「13日の金曜日PART25 ジャクソン倫敦へ」を手掛けたアンダース・パーム監督によるサスペンスホラー。
映画は一家の殺人事件をオープニングに始まり、
犯人はビデオカメラを片手に犯行を犯し、カメラ越しの主観視点に殺人は語られます。
スーザンの元に届くスナッフビデオ、被害者の身体の一部。
ミュージックビデオ出身のアンダース・パーム監督は猟奇的なストーリーを特徴的なブルーのライトとベースの効いた劇伴で上品に描きます。
健忘症、スナッフビデオといったワンアイデアが魅力的な一本です。

ディスクメディアやビデオオンデマンドの登場によって映像の管理は格段に便利になりましたが、
ちょっと立ち止まって「巻き戻し」を体験してみるのもいかがでしょうか。

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マンモス坂崎

マンモス坂崎

ファミレスで老いていくプロニートです
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コメント

  1. 匿名 より:

    すごい。内容気になる。