【SUPER GT】第二戦 富士500km決勝に見えた物は…

5月4日の富士スピードウェイで行われたSUPER GT第二戦の決勝。

詰めかけた大観衆でスタンドは埋まり、テントを設営してこの長丁場を楽しむ観客もたくさん見られました。

そんな注目を集めたSUPER GT第二戦。優勝を勝ち取ったのは…


GT500もGT300もポールを取ったマシンが引っ張るレース。しかし…

500kmレースはたしかに長丁場のレースではあるのですが、最近はマシンの性能向上とマネジメント能力の向上によって非情にスプリント色の強いレースになっています。距離が長くなっただけでマシンが壊れるわけじゃありませんし、耐久のようにボロボロになった車が走っているような事も少なくなったきがします。

今日のレースも、安定と言えば安定のレースでした。

GT500優勝は ZENT CERUMO LC500の逃げ切り。

予選でポールを奪った ZENT CERUMO LC500の逃げ切りは当初から実況スレでも予想されていました。

2番グリッドのNISMOは確かに一発のアタックは速かったのですが、他のマシンの調子を見ても苦しいのは明らかで、NISMOが後ろのLC勢に蓋をする形になるだろうと予想されていました。

レース開始から、ひたすら引き離しにかかるZENT。NISMOも頑張りますが、やはり敵いません。すぐにLC勢に抜かれまた抜かれ順位を落としていきます。

スタートを無難に決めたZENTは、その間に他に差をつけ逃げ切りに入ります。クラッシュもなくリタイアもないレースでしたが、ペナルティによる戦線離脱の目立った日産陣営。NSXもエプソンNSX-GTがパンクし緊急ピットインなど入賞圏外でのトラブルが結構起こったレースでした。

ZENTがリードするレース展開だったのは変わりませんが、以下5台のLCとNISMOのGT-Rのバトル中に波乱が起こります。

2と3位を争う。SARDとTomsが接触、1号車はスピンします。両者とも損害は少なくそのままレースに復帰したのですが、これによりTomsはペナルティを受け後退。

1号車も300クラスとの接触で空力パーツを破損、本来の戦闘力が発揮できず順位を落としていきます。手負いのSARDとワークスの意地を見せるNISMOの攻防戦が展開されますがここでNISMOは抑えきり4位に。それでも表彰台はレクサス陣営の独占で終わりました。

GT300優勝は JMS P.MU LMcorsa RC F GT3。序盤リードしたGSRは…

GT300クラスでポールポジションを取ったGSRのAMGGT-3。

その戦闘力は決勝でもいかんなく発揮されて後続をぐんぐん引き離し独走を続けます。

少し離れて2位の座を狙っていたのが二台体制GAINERの 片割れ11号車 GAINER TANAX AMG GT3と目を引くお洒落なガルフカラーのポルシェ9号車GULF NAC PORSCHE 911、そして51号車 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3他数台。

これもあって、こりゃGSRの一人勝ちだなぁ…と思っていたところでした。

レースも折り返しを迎えて、GSRが2位以下を完全に引き離し、タイヤ温存と一定のペースを保つ一方、2位争いは、GAINER TANAX AMG GT3とJMS P.MU LMcorsa RC F GT3の二台に絞られてきていました。

そんな中、GSRに不幸が襲います。突如左フロントタイヤがパンクし失速。不幸中の幸い、ピットに割と近い位置でのパンクであった事と、バーストしたタイヤがフェンダーや足回りを破壊せずタイヤを交換さえ済ませれば即座に復帰可能であった事で、予定を早めてピットに入り4位で復帰。これはここまでの貯金のおかげもあって、優勝こそ厳しいものの全然入賞圏内での復帰でした。

繰り上がりでGAINER TANAX AMG GT-3がトップへ踊り出ます。JMS P.MU LMcorsa RC F GT3も追いかけますがなかなか前へ出れません。しかし戦局が動いたのはGAINER TANAX AMG GT-3が二回目のピットインしたころ、JMS P.MU LMcorsa RC F GT3のスパートが始まる。しっかりタイムを削り二回目のピットへピットも猛スピードで済ませた結果逆転すし、猛追するGAINERを抑え優勝を勝ち取りました。

一方GSRはレースも終わりが見えてきていた96周目にまたも左フロントがパンクし失速。戦略的後退も考えられていただけにコレは痛くポイント獲得圏外へ落ちてしまいます。

実況スレ民は阿鼻叫喚。ツイッター民のGSRファンの悲痛な叫びが響きました。


第三戦は、オートポリス!

終わってみれば、GT300もGT500も両方レクサスが優勝するというレクサスの日でした。

GT500での戦闘力の差は、シーズン中のマシンの開発が行えないために日産、ホンダともに戦闘力で覆すのは難しいとみえます。しかしNISMOが奮戦したように、ドライバーやマシン特性とセッティング等の努力で何とかついていく事ができないこともなさそうです。

さらにレクサスは1戦、2戦とポイントを獲得しその分ウェイトハンデと、上位には燃料リスリクター(エンジン内に吸入させる燃料の量を制限するハンデ)が課せられ、戦闘力は低下するハズ。

日産、ホンダのファンもまだまだ諦めず声援を送ってほしいものですね。

GT300クラスは、まだまだ混戦ですね。…GSRファンや自棄酒してそうですが…これは目が離せません!!

※画像引用元は全てSUPER GT OFFICIAL WEBSITE様より引用させていただきました。

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