映画「超スーパーヒーロー大戦」とやらを見てきたので感想とやらを。

どうも、南元暁です。

本日は、三月二十五日公開の映画

「超スーパーヒーロー大戦」

を見てきました。

〜超スーパーヒーロー大戦ってなぁに?〜

超スーパーヒーロー大戦とは、仮面ライダーやスーパー戦隊、その他東映産のスーパーヒーロー達が一堂に会するお祭り映画です。

俗にいうオールスターってやつですね。

それを見てきました。

〜END〜

……と締めくくりたくなるような出来でした。

【多少批判がありますので閲覧には注意ということでお願いします】

そうだ!フィギュア撮るのなんか怠いし発明品も金ないから作れないし、見てきた映画のことを書けばいいや!と思ってこの記事を書き始めた訳ですが。

まさか映画を見てきてここまで盛り上がらないことがあるのかと思って少し困惑しています。

ちょっと前に見た「ウルトラマンオーブ」はものっそい盛り上がったと言いますのに。

かるーくあらすじを書いておきますと、

現ライダー仮面ライダーエグゼイド、現スーパー戦隊キュウレンジャーをメインに物語が展開していく映画。

突如ゲームの中から現れた「ゼビウス」や「ギャラクシアン」のゲームに登場する敵達。

宇宙の平和を守るために活動しているキュウレンジャーは、そのゼビウスやギャラクシアンの敵達が地球で暴れているのを止めるためそいつらを撃破していくが……

その敵達が現れた理由に、キュウレンジャー達は、ゲームがモチーフの仮面ライダー、エグゼイド達の仲間に原因があると考え、スーパー戦隊と仮面ライダーが激突する、というところ。

まずその姿を見て、何故詳しく調べないで仮面ライダー達に襲いかかったのかと疑問を抱きました。

結局ゼビウスやギャラクシアンの敵達が飛び出してきたのは仮面ライダーたちのせいではなく、ただスーパー戦隊と仮面ライダーをぶつけ合わせたいだけにしか見えませんでした。

なんというか、正義の味方である二つの勢力がぶつかるには理由が薄いかと。

続けて、エグゼイド達とキュウレンジャーが争っているところに再びゲームの中から、ギャラクシアンのエイリアン。

両者は一時戦闘をやめてその敵に対して攻撃を始めたところは流石スーパーヒーローといったところ。

しかしエグゼイド達はエイリアンを倒しきることが出来ず、敵を取り逃がしたーーかと思いきや、同じくゲームの中から現れた、なんと本編で死んだはずの、エグゼイドの仲間と他数名がそのエイリアン達を倒していきます。

その仲間の名前は九条貴利矢、かつて悪い奴に倒された死んでしまった人物なのですが、実は本作のキャッチコピーとして、

九条貴利矢、復活!

というものがあるのです。

このキャラクター、謎を追い求めて、誰より先に真実を知ってしまったが故に殺されてしまったという人気キャラによくある死に方をしており、事実人気が高い貴利矢は本作にて復活すると聞いたときは誰もが「おお」と思ったものです。

しかし蓋を開けてみれば「この世界は自分が守るんで」とか言って出番はそのワンシーンで終わり。

主人公組と死に別れて、どう再会をするのかと色々考えていたのですがその推測もそのワンシーンで全てなかったことに。

復活してないじゃん

そして、ゲームの中から現れたライダーやスーパー戦隊の中に、過去作のキャラクターではない新キャラが。

その仮面ライダーの名前は「仮面ライダートゥルーブレイブ」

予告で既に判明していた、現実世界の仮面ライダーブレイブとゲーム世界の仮面ライダーブレイブという、本人だけど別人的な設定。

パラレルワールドの自分、ですかね。

ブレイブとトゥルーブレイブの話はとてもよかったです。

医者として完璧にこだわる仮面ライダーブレイブの唯一の汚点、過去に手術を拒否したショタっ子エイト君にまつわる話。

仮面ライダーブレイブである彼のスタンスとして、治る気がない患者は手術しないというものがありまして、体が電脳化するという謎の奇病にかかっていながら感情が希薄で、治る気がないというエイト君の手術をしなかったのです。

その後エイム君は彼が自ら作り上げたゲーム「超スーパーヒーロー大戦」というゲームの中に吸い込まれていき、結局それはブレイブこと飛彩先生の黒歴史となっていたのです。

劇中でも言われていた通り、彼を入れたら完璧ではなくなりますから、飛彩先生は超スーパーヒーロー大戦というゲームから避けていました。

……正直、避けてる描写は特になかったのですが。

まぁ色々あって、彼を手術することに決めた飛彩先生は自らも超スーパーヒーロー大戦のゲームをいじくり、エイム君と同じように電脳化してゲームの中に吸い込まれていきます。

そしてもう一人のブレイブ「トゥルーブレイブ」と現実世界の飛彩先生は会敵し、トゥルーブレイブと戦い始めます。

そのシーンは、飛彩の成長や過去の失敗と向き合うとてもいいものでした。

というか、この映画のタイトル「仮面ライダーブレイブ」でいいんじゃないのかってくらいには良かったです。

しかし、問題はそれ以外の点。

まずトゥルーブレイブとブレイブが戦い始める少し前、キュウレンジャーに狙われていたエグゼイドの仲間、ポッピーピポパポ通称ポッピーは現実世界に現れたエイリアン達に対抗するために、超スーパーヒーロー大戦の中のゲームキャラ、つまりゲーム世界のライダーやスーパー戦隊に協力を仰ぎにいきます。

そのゲームにはいろんなヒーローがいることがわかっていますし、現実世界でも戦えますし、何より世界は自分が守るんで、とかいうセリフからそいつらを倒す気があるのは明白。

実際トゥルーブレイブもそれには協力的で力を貸してくれるというのですが、それには条件があると。

なんでも、主人公エグゼイドがその超スーパーヒーロー大戦のゲームの登場キャラクター、つまりスーパーヒーロー達を四人セレクトして、トーナメントに優勝したら力を貸してやると。

すまない、意味がわからない。

まぁ、優勝したらその四人の力を外に出して貸してやる、という意味なのでしょうが、それなら最初に出てきた連中はなんだったのかというものです。

さて、そのキャラクターのセレクトなのですが、ここは数いるスーパーヒーロー達の中から選り取りみどり感があって結構好き。

赤、青、黄、緑、ピンクのスーパーヒーローとその枠に入っているキャラクターを選びます。

と、そこでスーパーヒーロー大戦御用達のキャラクター、仮面ライダー電王に出てくる怪人(イマジン)であるモモタロス、ウラタロス、キンタロスのコントが始まる。

お互いがお互いのことをけなしあっていて、見ていて面白かった。

が、出たのはその三人だけでリュウタロスという奴の出番はなし。

いや四人揃ってこそだろ、と少し物足りませんでした。

まぁそれはそうとして、赤枠であるエグゼイド(こいつの色はピンクですがなぜか赤)、青枠であるニンニンジャーのアオニンジャー、黄色枠であるゴーバスターズのビートバスター、緑枠である仮面ライダーゾルダ、ピンク枠であるモモタロス(反対にこいつは桃枠のなのに真っ赤っか)が選ばれました。

特に当時の本人が演じる仮面ライダーゾルダである北岡秀一の、仮面ライダー龍騎以来十五年ぶりの再登場には心を踊らさせていました。

ところが彼も所詮はゲームキャラの一人、という扱い。

何個か劇中で言った名台詞を、まさにゲームキャラの収録された台詞の一つみたいな脈絡のなさで言い放ち、二回目の出番ではものの数分で退場という酷い扱いでした。

せっかく本人を使ったんだからもう少し……といったところです。

その他のキャラクターたちも同じ。戦隊はあまり造詣が深くないのですが、彼らのファンからすればものの数分で退場させられるというのは見ていて喜ばしいことではないでしょう。

しかも、このライダーといえばこのギミック!みたいなのも何もなしでただ殴り合うだけ。

変身ポーズがあるだけまだマシなんですが、もう少しキャラを生かしていきましょうよ。

まぁそれはともかく。

さて、やがてチームエグゼイドはトーナメントに勝ち進み、やがて最後のチームである「チームゲンム」と戦います。

この仮面ライダーゲンム、実は彼も本編で既に死亡しているのです。

といっても死んだのはここ数話。どういった登場の仕方をしてくるのかーーと思いきやどうやら彼もゲームキャラの一人。

ちなみに、貴利矢を殺したのは彼。

いや……もう少し確執とかさ……。

まぁとりあえず続き。

やがてゲンムを下し、そのトーナメントで優勝したエグゼイドチームは現実世界に戻り、何故か仮面戦隊ゴライダーという奴らに変化して戦い始めます。

このゴライダーというのは今au限定で絶賛配信中の映像作品でして。

まぁ、ただの宣伝だろうと。

そこはいいとして、やがて現実世界に現れたゲームキャラ達を次々に倒していくゴライダー。

そしてついに、ゼビウスやらを全て倒しきることができ、通行人達から賛辞を受けます。

しかし。

それこそが敵の罠だったのです。←?

ライダー達に倒され、ゲーム世界でしぶとく生き残っていたショッカー達が怪人達と手を組み、侵略してきたのです。

なんでも、超スーパーヒーロー大戦のゲームのボーナスステージを起動させるとそうなるらしい。

意味がわからん。

そうして現実に侵略してきたショッカー首領三代目さんはその力をもってして街をめちゃくちゃにしていき、エグゼイド達もゲームの中へと飛ばされてしまいます。

そして、飛彩先生の先ほどのくだりとやがてリンクしていきます。

なんでもエイト君が作った超スーパーヒーロー大戦の中に現実世界とゲーム世界をリンクさせるゲートがあるらしく、それを破壊しないと街はどんどん破壊され、消去される一方だそう。

これを聞いたエグゼイドの仲間その他の方達はエイト君を説得し、現実世界に戻ってくるよう言い聞かせます。

ゲートを破壊することは容易いですが、そのゲートを破壊してしまえばもうエイト君は現実世界に戻ってくることができなくなるのです。

それを聞いたエグゼイド達はエイト君の元へ向かいますが、突然ゲームキャラである仮面ライダー達に邪魔をされます。

仮面ライダーアマゾンオメガ、仮面ライダーアマゾンアルファ、仮面ライダーアマゾンネオという奴ら。

これはアマゾンプライム限定で配信されている、グロテスクな仮面ライダー達です。

ネオは先行登場ですが。

本編外のキャラクターを拾ってくる姿勢は良しとしますが、扱いが雑。

この世界での戦いは、ゲームよろしく体力ゲージがあるのですが、アマゾンズは一万、エグゼイドは十。更に、エグゼイドのパワーアップを禁止という謎の縛りを課せられて戦うことを余儀なくされます。

しかし、エグゼイドが見つけたエナジーアイテムという、元来のパワーアップとは別のアイテムを使い、見事エグゼイドは逆転勝ちし、遅れてエイム君のもとへ向かいます。

これじゃその縛りのせいでエグゼイドが負けてたみたいで、完全にアマゾンズは雑魚じゃない。

雑です。

そして先ほど飛彩先生の絡み。

トゥルーブレイブとブレイブの一騎打ちが始まります。

このシーンは現実世界の飛彩先生が黒歴史、トラウマと正面からぶつかって、勝つという王道的なものがあり、また戦闘のクオリティも非常に高かったです。

そして見事トゥルーブレイブを倒し、ゲームの世界の飛彩先生から仮面ライダーやスーパー戦隊のキャラクターカードとガシャットという変身アイテムを受け取ります。

キャラクターカードは映画内でも何度か登場しており、ライダーやスーパー戦隊が倒された際に現れるものとなっております。

つまりこのカードがあればヒーロー達を意のままに呼び出すことが出来るのです。

それを受け取った飛彩もエイト君のもとへと向かいます。

やがて二人はほぼ同時に到着し、エグゼイドがエイト君を必死に説得します。

が、後からやってきた飛彩先生はブレず、やはり治る気のない患者は治せないと、みんなの制止を振り切ってゲートを破壊してしまいます。

そして現実世界とゲーム世界のつながりは絶たれ、破壊された街も元に戻ります。

現実世界に帰ってきたエグゼイド達ですが、そこにやはりエイト君の姿はありません。

その非情な態度に突っかかるエグゼイド。

「貴方を医者とは認めません」と。

こういうブレイブ関連の話はとてもいいんですけどね。

しかしそこに現れる怪人達。

とりあえず今は協力して怪人を倒す……というところですがやはりここでも問題点が。

これまでのスーパーヒーロー大戦シリーズでは、何と言っても登場するヒーローの多さから、戦っている時間が長くても画面に飽きなかったのですが、今回戦闘に参加したのはエグゼイドのライダー、ジュウオウジャー、キュウレンジャーの連中だけ。

その割に戦闘シーンが長く、同じような絵面が続くので少し飽きてしまいました。

苦戦している状況を見た飛彩先生はトゥルーブレイブから貰ったカードを使い、先ほどのゴライダー達を召喚します。

一応CMでもメイン級といっても過言ではないくらいの宣伝のされかたをしていた彼らですが、二回目の登場はものの数十秒で終わります。

出てきて、ちょっとしゃべって、やられて終わり。

いやせっかくの本人なんだからさぁ。

まぁ、そして続けて飛彩先生はカードをいっぱい使い、ゴースト、ドライブ、ディケイド、龍騎の最強フォームと何故か一人だけ中間フォームのアギトプラス、戦隊の最終形態達をたくさん召喚します。

最初から使っとけよというツッコミは野暮ですか。

そうしてなんやかんやで戦いは終わり、視点はゲーム世界にたった一人残されたエイト君に移ります。

エグゼイド達はその世界はなんにもない、帰っておいでと言いますが、エイトくんからすれば現実世界も退屈で何もないとのこと。

しかし、エグゼイドに変身する、天才ゲーマー永夢は僕はゲームで負けたことがない、勝負しようと持ちかけ、これまでのやりとりから心境が変化したエイト君は面白そうと言い、やがて現実世界に帰ってきます。

これは飛彩先生が、ゲートを破壊した際にエイト君一人がギリギリ通れるぶんだけを残していたかららしく、流石といったところ。

そして、エグゼイドとキュウレンジャーのお別れのシーン。

正直、キュウレンジャーは最初に意味わからん理由で突っかかってきて、最後の最後にホイホイ出てきて敵を倒しただけなので別れのシーンにあまり感動はありませんでした。

まぁ、その中でもナーガという人物だけは、エイト君同様に感情が希薄だったり、境遇が似ていたりとかなり入り込むことが出来ました。

そして、ED。

その後、夏にやる同時上映のキュウレンジャーとエグゼイドの映画の宣伝をして、終わり。

うーん。

スーパーヒーロー大戦、という時点で嫌な予感はしていましたが、正直期待をさらに下回ってきました、というのが素直な感想です。

そもそも、宣伝詐欺が多すぎです。

期待するなら、夏映画ですね。

現場からは以上です。

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