ソシャゲは恥だが役に立つ―ソシャゲを一日中プレーしていてわかったこと

どうも田中佐藤です。ニュース記事を書くのは今回で二回目になります。お手柔らかにお願いします。

(↑この絵はニュース記事の投稿のために描いてみた絵です。久々のデジタル!)

……という前置きはここまでにしておいて。

僕、田中佐藤は昨日今日とあろうことかずっと某ソシャゲをプレーしています!

何のソシャゲかというと、「クロエルメールのCM」でお馴染みの、『ガールフレンド(仮)』です。『ガールフレンド(仮)』は僕としては三年ほどくらい前に熱心に無課金でやりこんでいたソシャゲなのですが、それを今になって何故に……ということなのですが、理由はいたって簡単、『現実逃避のために、ソシャゲ始めました!』

……ああ。駄目人間ここに極まれりって感じですね。それで、今回のニュース記事では、昨日一日ずっとソシャゲをしていた経験からわかったことについて簡単に書いていこうと思います。それでは始めたいと思います。


●ソシャゲは恥だが役に立つ―ソシャゲを一日中プレーしていてわかったこと

ソシャゲを昨日一日中プレーしていた経験から得た人生訓は、以下の三つです。

(人生訓だなんて書くと意識高そうですね……! 普段の僕は意識がとっても低いのに(笑))

①作業って案外楽しい

②精神衛生を健全に保つことができる

③目標ができる

何だか少し文系学問の卒論のタイトルっぽいですが……。

それでは始めたいと思います。

①作業って案外楽しい

ソシャゲを一日中プレーする……ときくと、なんてつまらない一日を過ごしているんだと思われる方も多いかもしれません。僕もずっとそう思っていました。そしてソシャゲを一日中プレーした後の今現在のっ感想で言っても、率直に言ってソシャゲはゲームとして楽しむ分には単調でつまらないように思います。

しかしながら、世の中には単調でつまらないものがありふれていることは事実なのですが、それと同時に世の中には単調でつまらないが楽しいものであふれているということも事実です。

え? そんなことってあるの? とこのニュース記事を読まれている方も居られると思います。だけどいざ世の中を見回してみると、単調でつまらないが楽しいことがたくさんあることに気付くと思います。

例えば小学校の時によく宿題として課された漢字書き取りも、単調でつまらないが楽しいことの一つだと思います。

漢字書き取りはひたすら漢字ノートに漢字を書いていく宿題のことなのですが、この漢字書き取りという宿題、漢字ノートが自分で書いた漢字で埋め尽くされていく様をみて「楽しい!」と感じた方も多いのではないでしょうか?(もっぱら僕もその内の一人です)

漢字書き取りを楽しいと感じていた理由も僕自身はわからないのですが、きっとあの作業感あふれる行為が好きでたまらなかったのだと思います。

そういう風に思い返してみると、作業的で単調でつまらないけれどやっていると楽しいことって案外世の中には結構存在するように思えるんですよね。(プチプチつぶしとか部屋に掃除機をかけるだとか……)

スマホをただただぽちぽちするだけの行為がメインとなるソシャゲは、確かに単調でつまらないです。だけどソシャゲに対して『楽しい』という思いを抱いてしまいます。どうしてなんでしょう? もはや人間の性としか言いようがないようにも思えるのですが…。

②精神衛生を健全に保つことができる

今回の僕の場合は、現実逃避のために『ガールフレンド(仮)をプレーしていました。なので、そのプレーの結果として精神衛生を健全に保つことができるというのは、ある種の必然といえば必然なのでしょうが……。

ソシャゲをしていると、目の前のプレーに必死になるので、余計なことを必要以上に考えずに済みます。

というか、ソシャゲをすることの一番のメリットは、2chのまとめサイトやおおよそ営利目的で書かれた根拠のないweb記事といった、劣等感や不快感を増幅させるようなメディアを見ずに済むということに尽きると思います。

ソシャゲをすることでソシャゲ以外に割く時間が少なくなり、その結果として劣等感や不快感を増幅させるようなメディアを見ないようになったことで、精神衛生を健全に保つことができるという理屈です。

(劣等感や不快感を増幅させるようなメディアについての考察は、これとは別の記事で行おうと思います。なので今回はひとまずこの程度にしておこうと思います)

③目標ができる

これは②で書いたように、精神衛生の健全に通じることなのですが、ソシャゲをしていると目標ができるようになります。

その目標というのは、例えばランキングで●●位以内に入りたいだとか、もっと良いカード(ソシャゲの場合、ほとんどはカードを使用したバトルが主になっています)が欲しいだとかそういう類のものを言います

。ソシャゲをしていると、そういう何かしらの目標ができるようになります。

目標ができるということは、僕のような毎日無目的かつ無目標で生きている人間にとっては良い意味で多大な影響を及ぼすことを意味します。

そして目標ができると、人は頑張れるようになります。なぜ目標ができると人は頑張れるようになるかというメカニズムについてはよくわからないのですが、とにかく目標ができると人は頑張れるようになります。なので僕はソシャゲをすることによって毎日の目標というものを形成することができました。

その結果として、「人生ってよくわかんないけど、何かがんばってみっか」という気持ちになることができました。もっと簡単に言い換えると、ソシャゲをして外部の刺激的な情報から自らの頭をシャットダウンすることによって、人生について必要以上に悲観することがなくなったということなのかもしれませんね。

◆まとめ

一日中ソシャゲをしていた経験から、僕は次のようなことがわかりました。

①作業って案外楽しい

②精神衛生を健全に保つことができる

③目標ができる

■ソシャゲもきっとどこかで役に立つ―結びに変えて

最後に、結びに変えてソシャゲもきっと役に立つという希望論を少し述べたいと思います。

希望論を述べるといっても、述べるほどの知識量もなければ、論に値するほどの分量もないと思うのですが……。

今回のニュース記事の元になったのは、何を隠そう『逃げるは恥だが役に立つ』という作品です。

『逃げるは恥だが役に立つ』は漫画家の海野つなみさんが手掛けておられた作品で、2016年の10月には新垣結衣さんが主演でテレビドラマ化もされています。

簡便のために、『逃げるが恥だが役に立つ』、通称『逃げ恥』のあらすじの一部を簡単に書いておこうと思います。

『逃げるは恥だが役に立つ』の主人公森山みくりは、大学在学中に就職活動を行ったものの内定を得られませんでした。なので森山みくりは大学院に進学することを決めます。そして大学院に進学し、二回目の就職活動を行ったものの内定を得られず、修士号は得たものの正社員の職を得られなかった森山みくりは派遣社員として働くことになります。

その後いわゆる派遣切りに遭った森山みくりは、色々あってドラマでは星野源扮する津崎平匡【つざきひらまさ】という男と出会い、『契約結婚』することになります。(詳細は漫画やドラマを見てください!)

津崎平匡と契約結婚した森山みくりは、その後、紆余曲折を経て、パートナーとなった津崎平匡と共に人間としての本当の幸せを紡いでいくことになります。(こちらも詳細は漫画やドラマを見てください!)

パートナーと共に人間としての本当の幸せを紡ぐ……と書くとむやみやたらに抽象的ですね。意味をくみとるのが難しいですよね。もっと他の言葉で言い換えた方がいいかもしれません。

だけど、これは僕の語彙力の無さが為せる技ゆえか、パートナーと共に人間としての本当の幸せを紡ぐ、としか言いようがありません。なので詳細は漫画やドラマを確認してください……!としか言いようがありません。(ごめんなさい)

それはそうすることにして、なぜ唐突に通称『逃げ恥』の話をしたかというと、要は人生万事塞翁が馬ということが言いたかったのです。

(人生万事塞翁が馬というのは、人生何が幸せや不幸せに転じるかなんてわからない、という意味のことわざです)

森山みくりは、大学在学中に就職活動を行ってはみたのの、内定を得られませんでした。なので森山みくりは大学院に進学することに決めます。そして大学院に進学し、二回目の就職活動を行いました。

だけどやっぱり森山みくりは内定を得ることができませんでした。

なので森山みくりは派遣社員として働くことになりました。

そして何やかんやあった後、森山みくりは津崎平匡という男に出会います。

津崎平匡という男と結婚ではなく契約結婚という関係を結んだ森山みくりは、紆余曲折あって幸せになります。

こうして森山みくりという一人の女性の人生譚を見てみると、就職活動という人生においてそれなりに大きなウェイトを占める活動を二回も失敗していることがわかります。

人生において、関わっている物事と自分の関係性によって大なり小なり異なるにせよ、やっぱり人生で失敗すると(主に心が)痛いです。

僕も人生においてたくさん失敗してきました。もう失敗はしたくない、傷付きたくないと思うのですが、失敗せずにいることは成功するよりずっと難しいと思います。

森山みくりは就職活動に二回失敗しています。失敗して、もう(世間的には)成功も得られず、世間一般でいう幸せというものを得られないのではないか―そう思った矢先に、森山みくりは津崎平匡という男と出会います。そして森山みくりは津崎平匡とのプラトニックな交流の結果、人間が本来的に持っているような幸せを得ることになります。(要するに森山みくりは津崎平匡との交流の結果、幸せになったということです)

ということは裏を返せば、森山みくりはもしも就職活動に二回失敗しなければ、津崎平匡という男に出会うこともなければ、幸せになれなかったかもしれないということなのです。

就職活動の失敗という悲痛がなければ森山みくりは津崎平匡と出会うことはなかったでしょう。そう考えれば、人生どんなことが幸せや不幸せに転じるかはわからない、まさに人生万事塞翁が馬だということがわかります。

ソシャゲをするという行為は、世間一般からみれば時間(課金する場合はお金も)をただただ浪費する行為に過ぎないのかもしれません。

でも、ソシャゲ通して経た人々との交流や、そこで築いた人脈は、いつの日か自分自身がかけがえのない財産となって、この先行きもわからないような人生という暗闇に一寸の光を灯してくれるかもしれません。

「ソシャゲもきっとどこかで役に立つ」という僕が適当にでっちあげたこの言説も、実はあながち間違っていないのかもしれませんね。

なんてったって、人生万事塞翁が馬なのですから。

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田中佐藤

田中佐藤

インターネットお絵描きマン。VIP発のWEB漫画投稿サイト「新都社」で漫画や小説をかいています!最近のマイブームは「民俗学」!エレキギターも好きです。記事へのコメント待ってます!気楽な気持ちでコメントどうぞ!
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コメント

  1. 落ち葉 落ち葉 より:

    ほうーなるほど。ソシャゲにそこまでまじめに考えたことなかったけど一理あるかもしれんねぇ。まあ俺は基本アンチソシャゲだけど

  2. Japan より:

    ②精神衛生を健全に保つことができる
    これに関しては違うと思うよ、そもそもメディアと精神衛生の繋がりは全くないよ
    情報見て震えるぅーってのは左翼かただの馬鹿しか震えないよ
    逆にハマってる人は攻略サイトを見るし、効率のいい方法を探す人も結構居るよ
    これを悪質した手口としては艦これ検証部問題が有名だね、結構重大な問題として取り上げられたりして
    一時期提督達が不安な時期があったしね、それに1と3を利用した商売がソーシャルゲームなんだから
    目標を伸ばして他のことに集中できなくすることもあるんだよね、今流行ってるボケGOもそうだったし。

  3. 田中佐藤 田中佐藤 より:

    >落ち葉さん
    コメントありがとうございます。
    少なくとも2chとか2chのまとめサイトを見るよりはソシャゲをしていた方が
    精神衛生に良いように思います!(実体験)

    >Japanさん
    コメントありがとうございます。
    何点かコメントされているようなので、まずは一つずつ考えていこうと思います。
    (といってもめちゃ長いです。適当に書いていたら長くなってしまいました。ごめんなさい><)

    >②精神衛生を健全に保つことができる
    >これに関しては違うと思うよ、そもそもメディアと精神衛生の繋がりは全くないよ

    メディアと精神衛生に関するご意見ですね。コメントありがとうございます。
    ただ、今回の記事ではメディアと精神衛生に関する考察は取り扱っていない(つもりです)。
    今回の記事で取り扱ったのは、「メディア」ではなく「劣等感や不快感を増幅させるようなネットメディア」【注1】【注2】です。
    僕の個人的な考えでいうと、「劣等感や不快感を増幅させるようなメディア」と精神衛生には
    関係があると思います。理由というほどきちんとした理由はないのですが、強いて理由をいうなら
    接していて気分が悪くなるようなメディアにふれていると、精神衛生に悪影響が出るというか…。当たり前といえば
    当たり前の話なんでしょうけど…。

    【注1】「劣等感や不快感を増幅させるようなネットメディア」も広義の意味で捉えれば「メディア」なのかもしれませんが、一応今回の記事では
    広義の意味での「メディア」と「劣等感や不快感を増幅させるようなネットメディア」は分けて考えているつもりです
    【注2】「劣等感や不快感を増幅させるようなネットメディア」として今回の記事で扱っているものの例としては、
    2chや2chのまとめサイトが挙げられます。もちろんこれだけはなく、色々なものが例に挙げられますが、今回の記事では一応それくらいで…。

    >情報見て震えるぅーってのは左翼かただの馬鹿しか震えないよ
    情報リテラシーに関するコメントでしょうか。
    情報見て震える、というのがどういうことを指しているのか僕の想像力不足のせいであまり想像はできないのですが…。
    ただ、左翼の方に限らず、人間誰しも自分の正しいと信じていることが「自分が信じていることは
    やっぱり正しかった!」と世間一般に立証されることを望んでいるような気がするんですよね。
    そういう例として確証バイアスというバイアスが挙げられると思います。

    確証バイアス【注3】と書くと何だかわかりにくいような気がするのですが、要は色んな情報がある中で
    自分の考えを確証できるような情報ばかりを取捨選択してしまうという心的傾向のことです。
    もう少し堅苦しくいうと、確証バイアスとは、自分の願望や自分が今まで培ってきた考え方を裏付ける(つまり確証も持たせる)ための
    情報を積極的に選択したり収集する心理傾向のことです。
    確証バイアスは、裏を返せば、自分の願望や培ってきた考え方に反するものは
    除外されやすいことを意味しています。

    確証バイアスの話を踏まえると、左翼の方に限らず、人間自分が信じていることが
    世間で信用されていなければいないほど、自分が信じていることを裏付けるような情報に飛びつきやすくなるのも
    仕方がないのかなぁと思ってしまいます。
    (もちろん左翼の方が悪いだとか、考え方が偏っているだとか、そういう皮肉の意味を込めて
    このコメントを書いているわけではないです。ただ単に、人間そういう傾向に陥りやすいのかなぁと思っただけです)

    【注3】確証バイアスに関して恐れ多くも少し書いてしまいましたが、確証バイアスの意味や具体例等については
    ネットで検索をかけて検索結果のトップの方に表示されているサイトを見た方がいいかもしれません。
    僕も時々用語の意味を取り違えて覚えてしまっていたりするので…。

    >逆にハマってる人は攻略サイトを見るし、効率のいい方法を探す人も結構居るよ
    主にソシャゲにはまっている方のネットの使い方に関するコメントでしょうか。
    まあ…その…、それはそうですよね。ソシャゲにはまっていればソシャゲの攻略に関するサイトを
    見ますもの。(僕も昨日今日とがっつりソシャゲをしていたので、2chや他のサイトを一切見ずにソシャゲの攻略に関するサイトを結構見て
    いました。主にはソシャゲで、ソシャゲ以外のことをする時間があまりなかったのでネットサーフィンすらままならなかったのですが(こんなんじゃ
    人生あかん)。)

    >これを悪質した手口としては艦これ検証部問題が有名だね、結構重大な問題として取り上げられたりして
    艦これ検証部問題は知らなかったです!初めて聞きました!(ぐぐってみても何のことかよくわからなかったです!)

    >一時期提督達が不安な時期があったしね、それに1と3を利用した商売がソーシャルゲームなんだから
    単調な作業の楽しさ(①)と適度な目標形成(③)をふんだんに利用したゲームシステムを持つゲームがソシャゲ…と。
    それは確かに僕もそうだと思いました。(記事を書いている最中ではそこまで考えが及んでいなかったです)

    僕のイメージでいうと、ソシャゲというとパチンコのように射幸心を刺激するようなゲームシステムを
    持ったゲームなのかなと思っていました。
    でもよくよく考えてみると、ソシャゲとは単調な作業の楽しさと適度な目標形成を利用したゲームシステムを持つ
    ゲームのことなのかもしれませんよね…。

    ただ、そういう風に考えてみると、ソシャゲっていうのはレベルデザイン【注4】が非常に優れているという
    側面もあるのかもしれません。
    何にせよ、ソシャゲもゲームとしては結構よくできているっていうことかもしれません。(ざっくり雑にまとめすぎた!)

    【注4】レベルデザインというのは、要するにゲームの難易度設計のことです。これも意味を取り違えて覚えてしまっているので
    詳しくは検索して云々…(以下略)。
    レベルデザインが優れている、というのはゲームとしての難易度がとても適切である、というくらいの意味で
    この場では使っています。レベルデザインが優れているゲームの例としてはSFCの初代マリオなんかが挙げられるそうです。

    >目標を伸ばして他のことに集中できなくすることもあるんだよね、今流行ってるボケGOもそうだったし。
    ソシャゲには目標を伸ばして他のことに集中できなくさせる効果が存在するというのは、その通りだと思いました。
    僕もそう思います。ただ、裏を返せば目標を伸ばして他のことに集中できなくさせるくらいにレベルデザインが優れている
    ということなのかもしれません。(なんかこういう風に書いてしまいましたが、僕は決してソシャゲを作っている会社の
    回し者ではないので、その点についてはあしからず)

    長くなってしまい、なんだか書いた自分としてもよくまとまっていないコメントへのレスポンスかも…と思うのですが…。
    っていうかこんなに長文でコメントってレスポンスするものだっけ…?とも思ったり思わなかったり。

    お二方、コメントありがとうございました!
    (この後も一応この記事に関するコメントは待ってます!)
    (それと僕の書いた記事にもこれからもコメントよろしくお願いします!…とか、色々…)

    (駄文を書き連ねるくせがすっかりついてしまったせいか、こんなのでもう2897字も書いてしまっている…らしい!長い!)

  4. 落ち葉 落ち葉 より:

    長すぎワロタでも全部読んだぜ これもう一つの記事じゃね?

  5. 田中佐藤 田中佐藤 より:

    読んでくださってありしゃす!
    長い!

    確かにもうこれ一つの記事にしてみてもいいかだにゃぁ…
    うーん。
    落ち葉さんよかったら記事にしてみて(小声)