マンガ「ワンピース」の主人公ルフィに見る家柄とコネ(人脈)の重要性

ルフィの人脈

「友情!」「努力!」「井脇!」でお馴染み週刊少年ジャンプの国民的大ヒット漫画「ワンピース」の主人公ルフィ。まさに理想を体現したような彼を、斜めな視点で分析してみたいと思います。

まず、ワンピースを愛する無垢な少年少女に贈りたい言葉は、世の中金です。お金があれば大抵のことは何とかなります。そのお金を手に入れるのに必要なのは、「運」「人徳」「野心や根性」「学歴・職歴」「スキル」そして「家柄」と「コネ(人脈)」です。人生という名のテストに出ますので、よく覚えておきましょう。

ここ最近、二世タレントの不祥事が多発して話題になっていますが、政治家でもそうですが「二世」ってどこの業界でもとっても有利。有力者である親や親の友人知人の支援が受けられますからね。そう言った意味では、ルフィ君も独力で成り上がった叩き上げのヒーローではなく、周囲の支援やコネの力の恩恵を実はかなり受けているんです。

では早速、ルフィを外堀からジワジワと分析していきましょう。

家柄、家族、地元の幼馴染がめっちゃ有力者

まず育ての親であり祖父が伝説的な海兵で、体育会系の海軍においてまだまだ強い影響力を持った人物であるということ。その祖父に鍛えられたことが、あの戦闘能力に繋がっています。

疎遠な父親は何と革命軍のボス。あの世界で革命軍は一大勢力ですから、その下っ端ではなくリーダーが父親というのは、バックに広域指定暴力団の組長がいるようなもの。そこら辺のヤンキーは道を開けるでしょう。

さらに、血はつながっていませんが兄弟同然に育った兄が海賊王の息子。後に四皇の一角「白ひげ海賊団」の部隊長を任されるまで出世します。エースはルフィ家の実子ではなく養子ですから、ルフィも含めた育ての家族にとても感謝しているはず。

さらにさらに、これまた幼馴染で兄的存在のサボは、父親の組織で活躍する革命軍参謀総長。

もう物心つく頃にこんな将来性のある面子に囲まれていたら、僕だって「あれ? 海賊王いっちゃう?」ってなります。

もっと言うと、よく面倒を見てくれて命まで救ってくれた地元の先輩が赤髪のシャンクス。ご存知の通り四皇の一角で、下っ端の雑用係ではありますが海賊王のクルーでもありました。経験値ハンパない。

独立(船出)する時に既に「海軍」「革命軍」と「四皇」のうち二つの勢力に強力なコネがあったことになります。

例えるなら警視総監にタメ口きける爺さんに武道を教わり、父親は日本で一番デカイ広域指定暴力団の組長、お世話になった地元の先輩は日本を代表するITベンチャーの創業者、兄はビル・ゲイツの隠し子で大企業の部長。そりゃ天下目指すよね。

将来性を見込んで種をまける先見性

ルフィをアホ扱いする人が意外と多いですが、実はかなり先見性を持ったずる賢いヤツです。あのアホな言動はブラフかも。

まず、幼少のコビーを助けたことで、尋常ではないレベルで尊敬されています。ご存知の通りコビーは見聞色の覇気の使い手で、現在は海軍の大佐に大出世。今後もしかしたら現場のトップである「大将」を狙えるかもしれない海軍の中ではエリート中のエリートです。

敵対する組織とは言え、その中で大出世するコビーに初期の時点で恩を売って尊敬を得たことは、後々大きな利益となって返ってくるでしょう。あざとい。

仲間に選ぶヤツが、将来性のある一流どころというのもポイント。例えばサンジの出自は王家でもある「ジェルマ66」のヴィンスモーク家。ウソップは、赤髪のシャンクスの海賊団に所属するヤソップの息子。フランキーは伝説の船大工の弟子。

ここまで来たら狙ってやってるとしか思えません。有力者の関係者を仲間として引き入れる手腕には絶句です。

各国の王族と親交があり何でも言うことを聞いてくれる

ワンピースの世界で真の王族と呼べる上級国民は「天竜人」ですが、その次に有力な各国の国王たちととても深い親交があります。例えばアラバスタ王国なら王女ビビにはじまり、国王も含めて多くの要人に「国を救った英雄」として尊敬されています。

他に、チョッパーの出身地である「サクラ王国」やドフラミンゴから救った「ドレスローザ王国」など、数々の王家から絶大な信頼と尊敬を得ています。今後のお話の展開次第では、「ジェルマ66」もその中に加わりそうな予感です。

王国には当然、国民も軍隊もいますから、ルフィが一言お願いすれば大抵のことは協力してくれるでしょう。あの感謝のレベルなら多少むちゃなお願いも聞いてくれます。もう何があっても食いっぱぐれるようなことはないでしょう。アラブの石油王と友達になりたい。

海賊王の副船長が師匠

ワンピースの世界において、海賊王とそのクルーは伝説的な存在です。海賊王ゴールド・ロジャーは既に故人ですから、次に力を持っているのは副船長で海賊王の右腕と呼ばれるシルバーズ・レイリー。こんな有力者がルフィを鍛えてくれた師匠です。

レイリーがこんなに良くしてくれるのも、家柄とコネのなせる技。今後出会うであろう海賊王のクルーたちは全員ルフィの味方です。

白ひげ海賊団のクルーもルフィの味方

マリンフォード頂上戦争で伝説的なカリスマ船長である白ひげを失ったことで、半ば解散状態ではありますが、四皇の一角の地位を保ってきたクルーたちは有能な能力者揃い。そして兄であるエースはその一員でした。

ヤンキーの世界では「死んだ仲間の弟の面倒を見る」というのは当然のこと。白ひげ海賊団の有能なメンバーはルフィのことをまるで仲間のように見守り、いざとなったら力を貸してくれるでしょう。こんなに心強い味方はいません。

これからもどんどん協力者が増えていく

人脈というものは、一回掴んだら勝手に広がっていくものです。僕もとある人と仲良くなってその人のパーティーにお呼ばれして、また別の有力者と知り合って仲良くなる……なんてことも昔はありました。

ドレスローザで盃を交わして傘下に収めた軍団もそうですが、人生という旅を前向きに突き進み上手くいっている内は、コネはどんどん増えていきます。どんどんどんどん協力者が増えて、仕事に役立つ有益な情報が集まって来ます。

日本社会では一回脱落をすると、ス~っと人が去っていきますので、ルフィもどっかで大負けして仲間に見放され、どこかの島に数年引きこもっていたら、みんないなくなります。そういうものです。

とにかくイケイケドンドンで突き進んでいるうちは、今まで得たコネと家柄で押し通して、海賊王まで一直線に進んでいけるでしょう。むしろ計画的に行動し有能な仲間を増やす「黒ひげ」の方を、僕は評価しています。アイツはホント有能。

血統というより家柄とコネ。これ大事です。家柄がなくとも、将来「赤髪のシャンクス」になる学校の先輩と仲良くなっておく、なんてことが大事。商売は人と人のつながりで成り立っています。人生で成功したいなら、人脈を大事に育てましょう。




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